あれから二年。真田くノ一として生きる道を选んだかすみ(桃瀬えみる)の新たな敌は服部半蔵だった。上田城の陥落をもくろむ半蔵は、くの一芥子(春咲いつか)に密命を与える。上田城で见回り役を务める正志郎は、桃喜楼の女郎?小袖(西野翔)に入れあげていた。そんな正志郎を诱惑する芥子。その肉体で正志郎を虏にした芥子は、上田城の抜け穴を探してほしいと恳愿する。正志郎の身を守ろうとしたかすみは、半蔵の罠に落ちて犯される。伤ついたかすみを救ったのは、女郎の小袖だった。身体を売りながらも正志郎を想う小袖の健気さに、感情を揺り动かされるかすみ。それは、初めて知った女同士の友情だった。しかし、半蔵が仕挂ける非情な阴谋は、その仲をも引き裂いてゆく…